調整レバーが少ないP-MAXですが、機械学習を促進するための情報としてオーディエンスシグナルや、検索テーマが追加できます。

検索テーマは配信する上では必須ではないですが、できるだけ設定すべきものです。本日はその理由をお伝えします。

検索テーマとは?

検索テーマとはアセットグループごとに最大25個まで設定が可能なキーワードで、コンバージョンしてくれそうなユーザーが検索するキーワードを設定することで、機械学習を促進させることができます。以下の記事でも概要をご説明していますのでご確認ください。

【Google広告】P-MAXの検索テーマについて

シグナルでありつつ、検索キーワードでもある

検索テーマは機械学習を促進するための要素(シグナル)、設定は必須ではないが、設定したほう良いものという認識の方が多いかと思いますが、検索テーマで設定したキーワードで検索するユーザーに対して普通に検索面で広告がでます。なので言ってみれば普通の検索キーワードと同じです。

P-MAXに設定したキーワードは検索キャンペーンのフレーズ一致およびインテントマッチと同じ優先順位となっており、同一のキーワードがP-MAX、検索キャンペーン両方に入っていた場合は、広告ランクが高い方が出ます。

つまり単なるシグナルというわけではなく、設定しておけば検索面で出る可能性が高いため、必須で設定したほうが良いものです。

検索テーマは絶対に設定しよう

検索テーマは機械学習を促進させるためのものであると同時に、そのキーワードを検索するユーザーにも広告を出せます。優先順位は前述したとおりですが、広告ランクによって検索より優先されてP-MAXが出る場合もあります。設定しておいて損はないので、是非設定しましょう。

ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。