P-MAXはデフォルトでは除外キーワードリストの紐づけができません。そのため、アカウントの除外キーワードに設定する必要があります。

【Google広告】アカウント単位の除外キーワードの設定方法をご紹介。メリット、デメリットも解説!

ですが、実は申請することで除外キーワードリストの紐づけが可能です。本日はその方法を2パターンご紹介します。

P-MAXに除外キーワードリストを紐づけする方法

アカウント単位ですと、P-MAXのみ除外したいキーワードを設定できません。そのため、やはり除外キーワードリストを紐づけしたいですよね。

その場合は、以下フォームより申請することで紐づけが可能です。
https://support.google.com/google-ads/contact/pmax_implementation?hl=en

2024年11月現在、フォームは日本語に対応していません。英語でフォームを埋めていく必要があります。

Type of change requestedの箇所で、「Keyword exclusion (adding negative keywords)」にチェックを入れて他必要項目を入力していきます。

除外キーワードリストの紐づけ申請
ちなみに、私は試したことがないですが、トピックやプレースメントの除外も申請できるようですね。

項目を一通り埋めたら以下の箇所からテンプレートをダウンロードします。

除外キーワードリストの紐づけ申請フォーム

以下にダウンロードリンクを記載しておきます。

https://storage.googleapis.com/support-kms-prod/mxAfUVzcbi3mystih91lOnQ2qYuxxKGf45B7

いくつかシートがありますが、今回使うのは「Keyword List」シートです。

キーワードリスト

  1. 一番左のカラムは「Apply the existing list」を選択します。
  2. Ads Account IDは10桁のアカウントIDを入力。
  3. Campaign Nameは紐づけしたいP-MAXのキャンペーン名を入力。
  4. Negative Keyword List Nameに紐づけしたい除外キーワードリストの名前を入力。

キーワードリストの書き方項目が入力出来たら、「Choose file」から該当のファイルを選択して送信します。あとはGoogleからの連絡を待つだけです。

日本語で対応してほしい人向けの方法

次に、日本語での対応を希望する方向けのパターンをご紹介します。こちらはGoogleの問い合わせをするやり方です。

管理画面上部のヘルプから「お問い合わせ」を選択します。

お問い合わせ

お問い合わせ方法で「メール」を選択します。

メールで問い合わせ

そして、メールで「P-MAXのキャンペーンの除外キーワードリストの紐づけについて日本語での対応を希望します」と記載して連絡しましょう。

Googleから日本語で対応について連絡が来ますので、そこに記載の内容に沿って対応してください。内容としては、Google側でキャンペーンに除外キーワードリストを紐づけするにあたり、アカウントを操作することを許諾する流れとなります。

まとめ

本日はP-MAXの除外キーワードリストの紐づけ方法について2パターンご紹介しました。やはりアカウントレベルの除外キーワードよりも、キャンペーンレベルの除外キーワードリストのほうが管理もしやすいのでお勧めです。

ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。