Meta広告の運用では、広告の差し替えは改善をしていくうえで大変重要な要素となります。毎週数本のクリエイティブを入稿して停止してを行うケースも往々にしてあると思います。大量の商品を販売していたり、特売などのキャンペーンが頻繁にあるアカウントなどは、配信するクリエイティブの本数もそれなりに多くなってくると思います。
そのたびに、入稿作業を一つ一つ行うと、かなりの工数になる事もあります。そんな時に便利なのが「広告データ設定のインポート」です。広告データ設定のインポート機能を使えば、入稿したい内容を一括アップロードすることが可能です。今回は広告を追加する方法にフォーカスして説明していきます。
やり方
今回は例として6本の追加バナーをインポートするとします。
①広告マネージャーを開き広告タブを開きます。どの広告でもいいので、左のチェックボックスにチェックを入れた状態で、赤枠のを選択します。
②エクスポート欄の「選択済み」をクリックし、形式を選んでエクスポートします。
③エクスポート欄の「選択済み」をクリックし、形式を選んでエクスポートします。すると①で選択したクリエイティブの情報が出力されます。
④行をコピーします。今回は6本追加するので、下に5行コピーします。
⑤「Link」「Ad ID」「Ad Name」「Body」の情報を削除。「Link」はリンク先、「Ad Name」は広告名「Body」は説明文を追加するクリエイティブに変更する。※「Ad ID」は空欄のまま
※可変するのはどこか?という事だけを考えると、わかりやすいかもしれないです。例えば、今回の場合同じ広告セット内に追加するので、同じ広告セットIDが入ってる必要があります。そのため、広告セットのIDは共通のものが入ります。可変するのは、あくまで、広告名、リンク先、広告ID(追加になるので、空欄)、見出し、説明文などです。画像も可変すると思いますが、筆者は画像のインポート機能を使用してうまくアップロードができた事が無かったため、今回は画像以外の内容を新規で追加していきます。
⑥ ⑤で設定したエクセルをインポートします。②の工程のインポート>広告を選択
⑦対象のファイルを選択し、インポートをクリック
⑧すると管理画面上に追加した広告が下書き状態で追加されているので、それぞれの画像を差し替えて完了です。
ちなみに、画像も同時にアップロードしたい場合は、⑦の箇所で、「画像」タブを選択して追加するクリエイティブをインポートします。エクセルのインポートで画像も一括で実施したい場合、「Image File Name」の列に追加する画像の名前を入れる事で画像も全て入った状態で入稿できます。※前述の通り、筆者はこれがうまくいったことないです。
まとめ
本来的には画像も全て一括で入れられるとよいと思いますし、そうすべきなのですが、エラーが続いて結局のところ、一つ一つ手動で入れたほうが早いみたいな状況があるので、画像以外の内容だけインポート入稿し、管理画面上で画像を変更する、というやり方に行き着きました。大量に入稿する必要がある場合などは便利ですが、1本2本であれば、手動でコピーして入稿していく方が結果的には早いと思いますので、使い分けできるといいでしょう。
Masahiro Ozeki
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