Google広告やYahoo広告のレスポンシブディスプレイ広告等、最近では運用型広告の「広告のアセット」として「画像」を入稿するのが一般的になりました。以前の「バナー画像そのものだけが広告」という時代と比べて、見込客ごとに最適だとシステムによって判断される広告が表示されることによってより広告成果を高めやすくなったと言えるでしょう。そんな「画像のアセット」ですが、「人の写真」が使われていることも多いかと存じます。人の写真は見込客の注目を集めやすいからです。そこで今回は「画像のアセットに人の写真を使う場合の3つの基本的な知識」について解説していきます。まさに基本中の基本という内容になりますので、これから初めて画像のアセットに人の写真を用いようとお考えの方はご参考にしてください。
ポイント1.顔を小さく表示するよりも顔を大きく表示する
アセットとして入稿する画像に人の写真を掲載する場合、人の「顔」は常識の範囲内で大きく表示するようにしましょう。表情が分かるくらいの大きさにするのがポイントです。バストアップ写真くらいのサイズ感を想像してもらうとよいかもしれません。画像内に人が小さく掲載されていると、人が背景等と一体化しすぎてしまって見込客の注目を集めることができません。見込客の注目を集められないと広告表示している意味がなくなってしまいますので、顔を大きく表示するよう心掛けてください。
ポイント2.見込客と同じ国の人の写真を使う
この記事を読まれている人の多くは日本人で、日本人向けの広告配信・運用を行っているのではないかと存じます。そうであれば、アセットの画像に掲載する人には「基本的に日本人の写真を使うようにする」ことをお勧めいたします。例外は一部あるものの、大抵の場合は、日本人向けであれば日本人の写真を使う方が違和感がありませんし、安心感がありますよね。無料の画像素材を使っている場合はあまり良い日本人の画像がないということも少なくないかもしれませんので、特にご注意ください。
ポイント3.男性を起用するよりも女性を起用する
男性よりも女性の方が安心感を与えることが多く、女性の顔を含めた画像を使った広告の方が反応(クリック率やコンバージョン率等)が良くなる傾向にあります。男性だからダメというわけではないのですが、確率として女性の顔を含めた画像を広告に使用した方が良い広告効果を得られる可能性が高い傾向にあるということです。その為、明確な意図があってアセットの画像制作に使用する写真に男性を起用するのであれば問題ありませんが、そうでないのであれば女性を起用した方が無難でしょう。
今回は以上です。画像のアセットに人の写真を使う場合の基本的な知識を3つまとめましたが、その他にも「一般人よりも有名人を起用する」というのもあります。しかしながら、それはある程度の大きなマーケティング予算をお持ちの広告主にしかできないことかと存じますので、今回は詳しく述べませんでした。マーケティング予算が大きくなればそういったこともできるようになりますので、現状のマーケティング予算を上手く活用して売上を伸ばしていきたいところですね。それでは、上手に人の写真を使うということもしっかりと行って、広告の成果を高めていきましょう!
Akira Kodaka
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