最近X上で通常の広告の形式とは異なる表示の広告をよく見かけるようになってきました。
特に今年の夏頃から増え始めている印象ですが、こちらはGoogleのディスプレイ広告(GDN)の配信面にXが追加されたことにより表示されるようになったことが要因です。
X広告を配信しなくても、Google広告から手軽にXのユーザーにアプローチできるようになったことはメリットとなる反面、いくつか注意したいポイントもあります。
広告の表示形式が異なる
Xで表示される広告は、Googleのレスポンシブディスプレイ広告となります。
そのためレスポンシブディスプレイ広告に設定した見出しや説明文が表示されることになりますが、通常の広告に比べてテキストの量が少なくなることが多いため、ユーザーからすると「広告」と判別がしやすく、違和感を感じやすいかと思います。
どのように広告が表示されるかは、事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
通常のX広告よりも拡散は望めない
また上記の表示例にもあったように、Google広告での出稿の場合「リポスト」や「いいね」などのボタンがありません。
つまりユーザー経由での拡散は期待できず、エンゲージメントの詳細なども確認することはできないということになります。
ユーザーとのコミュニケーションなどが主な目的であれば、X広告経由で配信を実施したほうが良いかもしれません。
Xを配信面から除外する方法
商材やサービスによってはXへの配信を実施したくないケースもあるかと思います。
既にX広告を実施している場合、Google広告経由での出稿は必要ないというパターンもあるでしょう。
その場合は「プレースメント」からXを除外する設定をしてみてください。
左側メニューの「コンテンツ」から「プレースメントの除外」へ進みます。
検索タブに「X.com」と入力して「アプリ」からXを除外することでXへの配信を除外することができます。
除外自体はとても簡単です。
まとめ
X広告を配信するには、まずXのアカウントの作成が必要となり、有料の認証バッジも必要となります。
Google広告経由で出稿ができるようになったことでハードルが下がった点は大きなメリットですが、通常のX広告とは表示形式などが異なることは念頭に入れておきましょう。
私が運用しているアカウントでもGoogle広告(GDN)経由の配信面の中でXへの配信量が直近伸びているアカウントがいくつか見られており、またXの配信面でのCVRが高いケースもありました。
成果の改善につながる可能性もある一方、CPAを悪化させる要因となる場合もあるため、定期的にプレースメント別の成果を確認するのが良いかもしれません。
Keisuke Asou
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