こんにちは。
今回は特にGoogle広告を初めて掲載する際に、
入札って何がオススメなの?とわからない方への解説となります。

Googleの入札方式には大きくわけて、自動入札と手動入札があります。

名前の通りなのですが、
自動入札はGoogle側が状況に合わせてリアルタイムで入札を変更していく方式で
手動入札はマニュアルで入札単価を決めていく方式になります。

リスティング広告の初期は手動入札のみだったのですが、
近年、精度高く自動入札で運用できるようになりましたので、
基本的には自動入札をうまく活用していく方が運用工数的にも良く
自動入札をうまく活用していただければと思います。
(現在でも状況によって手動入札を行うこともあります)

最初の進め方について

Google広告では、さまざまな自動入札戦略が用意されています。
これには、コンバージョン数の最大化、コンバージョン値の最大化、クリック数の最大化などがあります。

最終的には「コンバージョン数(値)の最大化」で運用できることが、
安定化につながりやすいのですが、この戦略はコンバージョンデータが十分にない場合、
過度に露出が出たり、逆に全く広告が出なかったりと
うまくコントロールすることが難しい場合もあります。

その場合は以下のように進めてみてください。

①「クリック数の最大化」で掲載を行う。
→上限クリック単価が設定できるので50円や100円などを入れる
※業界によってCPCの相場が違うので、上限クリック単価は要調整

②露出が少ない場合は10円などの単位で上限クリック単価を上げていく

③キャンペーン単位でコンバージョン数が30程度たまったら、
「コンバージョン数の最大化」に変更

まとめ

いかがでしたでしょうか?
近年技術的な進歩もあり、自動入札やAIが発達しました。

とはいえ、それをうまく動かすのはやはり「人」の手になりますので、
特性やロジックを理解し、うまく活用できるようにしましょう。

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Hirofumi Nishi

大手インターネット広告代理店のセプテーニにてSEM及びディスプレイ領域のコンサルタントとして約3年間従事したのち、外資系の共同購入型クーポンサイト運営会社に4年間在籍。インハウスの広告運用担当として急速な事業成長に貢献。その後、カカクコムのマーケティング本部プロモーションチームの初期メンバーとして入社。主に金融領域・通信領域の広告効果最大化に4年程度注力したのち、スキルの幅を広げるためにWebディレクターとしてサイト改善の施策立案・ディレクションを担当。2022年、株式会社援軍に参画。