Google広告のディスプレイ広告(GDN)といえば「リマーケティング」と真っ先に思い浮かぶ運用者は多いと思いますが、GDNにはリマーケティングだけでなく、他にも様々なターゲティング手法があります。
なかでも、「カスタムインテントオーディエンス」は購買意欲の高いユーザー層に対して効率よくアプローチすることができ、リマーケティングよりもCPCが安価に済むことも多いので、GDNでオススメの手法の1つです。
カスタムオーディエンスリストとは?
Google広告のヘルプには下記のように記載されています。
カスタム インテント オーディエンスを利用すると、ターゲットとする特定のキーワードとランディング ページに合わせて広告グループをセグメント化することにより、ディスプレイ キャンペーンや動画キャンペーンで広告主様のビジネスにとって理想的なユーザーにアプローチできます。カスタム インテント オーディエンスでは、自動的に作成されたオーディエンス セグメントを使用することも、商品やサービスに関連するキーワードやアプリを入力して独自のオーディエンスを定義することも可能です。これらのオーディエンスを使って、ページ、アプリ、動画内のキーワードに関心があると思われるユーザーに広告を表示できるようになります。
Google広告ヘルプ https://support.google.com/google-ads/answer/9069938?hl=ja
「インテント=購買意欲の高いユーザー」という認識を持っていただくとわかりやすいかと思います。
Googleの方でも、インテントのカテゴリは「幼児・子供向け商品」や「アパレル・アクセサリ」などなど、複数用意されていますが、既存のカテゴリではカバーできなない場合に、自分たちの商品やサービスに関する「キーワード」や「URL(競合もOK)」「YouTube コンテンツ」などを設定することで、設定したキーワードを検索したユーザーやURLに訪問したことがあるユーザー層にアプローチすることができます。
大手に独占されているような商材には特にオススメ
業界的に「広告シェアが大手に独占されている」や「クリック単価が高騰しいる業界で検索広告では太刀打ちできない」などの悩みがある場合、カスタムインテントは特にオススメしたいターゲティング手法です。
カスタムインテントでは、メインの検索キーワード、競合他社のURLを設定することによってオーディエンスが作成されます。一般的にGDNは検索広告よりもCPCが安価に済む傾向があるため、カスタムインテントオーディエンスを活用することにより「購買意欲の高いユーザー」を検索広告より安いCPCでサイトに呼び込むことができます。
また、ニッチな商材や商品、サービスの検索ボリュームが少く検索広告を出稿してもインプレッションが伸びない場合もリーチ数を増やすことができるカスタムインテントオーディエンスは効果的なターゲティングです。
カスタムインテントオーディエンスの設定方法
1、カスタムインテントを設定する広告グループから「オーディエンス」をクリック
2、オーディエンスから「ユーザーが積極的に調べている情報や立てている計画」をクリック
3、一番下にある「新しいカスタムインテントオーディエンス」をクリック
4、オーディエンス名を入力
5、自社のビジネスに関連するキーワードやURL、アプリ、YouTubeコンテンツを入力(キーワードは最低でも30~50個設定するのがベスト)
設定はとても簡単です!
「検索広告でのインプレッションに伸び悩んでいる」や「購買意欲の高いユーザーに対して積極的にアプローチをしたい」など、どのターゲティングを行えばよいのか悩んでいる方は、ぜひ試してみることをおすすめします!
Ryoko Furudate
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