広告が不承認になってしまうと焦りますよね。。不承認になっている理由が明確なら広告文の文言なりリンク先URLを変更すれば、大概は審査に通ります。

しかし、不承認の理由が「不正なソフトウェア」という場合は少し厄介です。「不正なソフトウェア」として審査落ちしてしまう理由や対処法についてご紹介します。

 

広告の不承認(不正なソフトウェア)とは?

パソコンやデバイス、ネットワークに害を与えたり、それらへの不正なアクセス権を取得したりする恐れのある不正なソフトウェア(マルウェア)が検知された際に、広告のリンク先として認められず広告が承認となりのが「不正なソフトウェア」というステータスが表示されます。

この場合、「マルウェア」が関係していることが多いです。
マルウェアとは、パソコンやモバイル端末で実行されているソフトウェア、その端末のユーザーに対して有害な影響を与えるために作成されたソフトウェアやモバイルアプリのことを指します。

まずは、審査落ちしたサイトがマルウェアに感染していなか色々な無料ツールがありますので、感染状況を調べてみましょう。

https://global.sitesafety.trendmicro.com/index.php

https://www.virustotal.com/gui/home/url

http://check.gred.jp/

 

もし、マルウェアの感染が確認された場合は駆除をして再審査に上げればOKです。しかし、サイトがマルウェアに感染していないのにも関わらず、審査落ちしてしまったときは明確な理由がなく審査落ちしてしまっているので原因究明に時間が掛かってしまいます。

マルウェアに感染が確認できない場合の対処法

Googleの誤検知

まず、1つ考えらえるが「Google側の誤検知」です。Googel広告の審査はクローラーが監視しており、ランダムにクローラーが審査が入ります。そのタイミングで誤検知されてしまった場合に「不正なソフトウェア」として審査落ちしてしまうことがあります。この場合は、再審査を行うことで大概は通ります。

1点注意が必要なのが、アカウント上で通常の再審査を掛けてしまうと自動検知によって審査落ちしてしまう可能性がありますので、必ずGoogleサポートへ再審査を依頼しましょう。

 

レンタルサーバーに問題がある

実際に、最近レンタルサーバーのドメインが理由で「不正なソフトウェア」という理由で審査落ちしました。

審査落ちしたサイトにマルウェアが存在しないか、サイト管理者にも確認してもらいましたが、サイト内には一切不信な点がなく。。

再度Googleサポートへ連絡をしたところ「レンタルサーバー上にマルウェアが存在しているため審査落ちした」との回答がありました。

そのため、ドメインの変更を行ったら問題なく審査が通りました。レンタルサーバーのドメインをそのまま使用している場合は、ドメイン変更を行うことで審査に通る可能性もあるかと思います。

 

Googleのマルウェア審査には不透明なところが多い

Google広告の審査は部署が独立しており、サポートの担当者も詳しい審査事情は知らないんですよね。しかし、マルウェアの審査は不透明なところが多いのではないのかと個人的には思っています。大概は誤検知で審査落ちしていることが多いと思いますので、まずはサポートへ連絡をし再審査を掛けてもらうのが広告承認される一番の近道です。

 

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。