YouTubeへ動画投稿してビジネスを行おうとする人・企業は少なくないでしょう。しかしながら、初めて動画制作・編集を行う場合、どのツールを使って動画制作・編集するのがよいか悩むところです。そこで今回は、YouTube動画の制作・編集にお勧めのツールを紹介するということではないかもしれませんが、「YouTube動画をGoogle Vidsで制作・編集等するのはアリですか?」というお題に対して回答していこうと思います。それでは、いきましょう!
回答:制限があることを理解した上でGoogle Vidsを使うのはアリ
AdobeのPremiere Pro等の昔から有名な動画制作・編集のツールと比較して、Google Vidsは機能に制限があります。言い方を変えるなら、Google Vidsは機能が少ないということです。その為、YouTube動画を制作するにあたって「他の動画制作・編集のツールと比較して、仕様上やりたいことができない!」ということが意外と起こりえます。そのことを理解しつつ、Google VidsをYouTube動画の制作・編集等に使用するようにしてください。
制限:動画の尺は最大10分間、テキストに装飾しにくい、読み込みファイル数の上限等
YouTube動画をGoogle Vidsで制作・編集等する際に気になるであろう代表的な制限には、「動画の尺が短い(最大10分間まで)」「テキストがあまり装飾できない(テキストに縁取りのデザインを入れる機能がない)」「読み込みできるファイル数が多くない(動画ファイルも音声ファイルもそれぞれ最大50個まで)」等があります。要は「長尺の凝った演出を伴う動画は作れない」ということになりますので覚えておきましょう。
補足:YouTube内での検索結果上位表示を狙いにくくなる可能性が高まる
長尺の凝った演出の動画だからYouTube内での検索結果で自分の動画が上位表示されるというわけではないのですが、YouTube内での検索結果上位表示には「ユーザーが興味関心を抱く情報に対する網羅性(多くの情報を多くのユーザーに視聴されていること)」が重要になりますので、YouTube内での検索結果上位表示を狙うのであれば結果として「尺が長くて、見ていて飽きないしっかりとした演出がある動画」を作ることが多くなるかと思います。
その為、機能に制限がある程度あるGoogle Vidsで動画を制作・編集等する場合は、YouTube内での検索結果上位表示という点は不利になりやすいかもしれません。その場合、比較的短めの動画でも検索結果上位表示ができそうなジャンルやキーワードを調査し、そういったジャンルやキーワードを狙った動画を作ってYouTubeに投稿していくのがよいでしょう。
今回は以上です。Google Vidsは初心者でも使いやすい動画制作・編集のツールになりますが、ある程度の制限がありますので、その点をしっかりと理解した上で上手く活用していきましょう。上手に活用することができるのであれば、Google Vidsは良い動画制作・編集のツールとしてあなたをサポートしてくれるかと思います。今回の記事がYouTube動画の制作・編集・投稿を行っていく為の参考になっていれば幸いです!