これまで一部の広告主を除いて、PMAXキャンペーンで除外キーワードを設定する場合は、何らかの制限(アカウント全体でしか設定できない、キャンペーンで設定する場合は除外リストの作成をGoogleに依頼する必要があるなど)が入っていました。現在は広告管理画面から、直接除外キーワードを設定できるようになっています。

P-MAX キャンペーンの除外キーワード

キャンペーン単位でキーワードを除外する方法

設定する方法をご説明します。

Google広告管理画面>該当するPMAXキャンペーンを選択>キーワード>除外キーワード

除外キーワードの設定は他キャンペーンと同様に、キーワードから設定が可能です。除外キーワードのみ設定できる箇所があります。

登録したいキーワードを 1 行に 1 つずつ追加します。マッチタイプも合わせて設定します。

除外キーワードの挙動に注意

PMAXに限ったことではないのですが、除外キーワードは登録キーワードと挙動が異なります。

除外キーワードについて

例えばインテントマッチ(旧:部分一致)では登録キーワードのように同義語や関連語への拡張は行われません。そのため、除外したいキーワードは、個別に設定する必要があります。例えば商標キーワードを除外したい場合、商標キーワードの類義語や表記ゆれも、ひとつひとつ設定しておく必要があります。

「援軍」の場合※一例です

・えん軍

・援群

・えんぐん

・engun など

設定漏れがあると、想定外の検索クエリで広告が配信されてしまう可能性があるためご注意ください。

 

今回は以上となります。

The following two tabs change content below.

Hiroshi Shimada

リクルートにて求人広告制作のディレクター、Googleにてアカウントマネージャーをそれぞれ経験。その後、健康コーポレーション(現RIZAP)にて、WEB施策のデータ分析を行う部署を統括。直近10年はWEBマーケティングに専念しているが、広告領域の業務で言えば22年の経験。オンライン・オフラインどちらの戦略立案・実施・分析においても、知識・経験が圧倒的に豊富なマーケター。