Googleスプレッドシートから直接LookerStudio(ルッカースタジオ)ダッシュボードを作れるようになりました。今回はその使用感をお話ししたいと思います。
Google スプレッドシートから Looker Studio レポートを作成する
スプレットシートから作成する方法
まずは作成する方法をご紹介します。
スプレットシートの拡張機能からLookerStudioを選択
使用するには拡張機能を使用します。私はLookerStudioを既に使用していたためか追加で設定することはなかったのですが、まだLookerStudioのアカウントを持っていない場合は、アカウント作成を求められるかと思います。
拡張機能>LookerStudio>レポートを作成する
使用するシートと範囲を選択
次に使用したいシートと範囲を選択します。特に指定がない場合は範囲を選択しなくてもよいのですが、セル数が多い場合は稼働しないケースがあったので、データ量が多い場合は範囲を設定した方が良いかと思います。
LookerStudioの管理画面が表示されるので希望の表を作成
次にLookerStudioの管理画面が表示されますので、希望の表を作成します。スプレットシート内で作成するわけではないのでご注意ください。
作成したシートを共有する
次に作成したシートを共有します。共有の範囲はデータ元となるスプレットシートの範囲に準じるのかと思いますが、共有する際はどこまでの範囲で閲覧できるのかは必ずご確認ください。
使ってみた感想
使ってみた感想も明記します。
データ量が多いと処理されない模様
特にエラーとして表示されるわけではないのですが、対象となるセル数が多い場合は処理してくれないケースがありました。通常LookerStudioを使用する際にも計測可能な上限数は存在していますが、こちらの機能を使用するとさらに上限値が低くなったように感じました。ヘルプ内に上限数についての記述は確認できなかったので正確なところはわからないのですが、使用する際に気になった点となります。
データ量が多い場合、作成を選んでもエラーなど現れず作成前の画面に戻ってしまいます。。
少しだけ作成時間をショートカットできる
通常LookerStudioを使用する場合は、LookerStudioを開きデータソースを選んでから使用することになりますが、こちらの機能を使用すればショートカットして作成することが出来ます。少しだけ時短に繋げることが可能となります。
データを即時に共有したいケースに適している
上記の通り、使用する際にデータ量が多いと使用出来ないケースがありました。膨大なデータをビジュアライズ化することは出来ませんが、直近の小さなデータを即時的にビジュアライズ・共有したいケースに使用できるかと思います。
今回は以上となります。
Hiroshi Shimada
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