GA4のタグや広告タグなど色々なタグを管理するためのツールであるタグマネージャー。Googleタグマネージャーはその名のとおり、Googleが提供しているタグマネジメントツールです。

本日は、これから初めてGoogleタグマネージャー(以下GTM)を使う方向けに、アカウント開設方法をお伝えします。

GTMのアカウント作成手順

それでは順番に開設手順を見ていきましょう。

Googleタグマネージャーのページにアクセス

まず以下URLにアクセスしてください。
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/tag-manager/

ページ内の「無料で利用する」ボタンをクリックします。

GTMログイン画面

Googleアカウントでログイン

次の画面でGTMにログインするためのGoogleアカウントのメールアドレスでログインします。すでにGoogleアカウントでログインしている場合、意図しないGoogleアカウントで作られてしまう可能性がありますので、シークレットウィンドウを使用して手続きすることを推奨します。もし、Googleアカウントを持っていない場合、「アカウントを作成」からGoogleアカウントを作成してください。

Googleログイン画面

アカウント作成

ログイン後、画面右上の「アカウント作成」をクリックします。

GTMログイン後画面

アカウント名に貴社の名前など分かりやすい名称を入れ、国は日本を選択、「Google や他の人と匿名でデータを共有」にチェックを入れます。

GTMアカウント作成①

コンテナ名にはわかりやすい名前を入力します。コンテナとはタグを管理する箱のようなものです。アカウント内で複数のコンテンツを作ることが可能です。自社サイトをいくつかお持ちの場合、ドメインごとにコンテナを分けて管理したりします。

また、ターゲットプラットフォームについては、今回はWEBサイトに入れる前提で説明しておりますので、一番上の「ウェブ」を選択します。

コンテナの作成

Googleタグマネージャー利用規約に同意する

GTMの利用規約が出てきますので同意します。日本語がないので、Englishのままで問題ないです。

GTM利用規約

下部の「GDPR規約チェック」にもチェックを入れて、画面右上の「はい」を選択。

GDPR規約チェック

ここまででアカウント作成は完了となります。

GTMのタグをWebサイトに設置する

アカウントを作成したら、計測したいWEBサイトにGTM自体のタグを設置します。

規約に同意して「はい」を押すと、以下のようにタグが表示されます。

GTMタグキャプチャ

タグは2種類あり、「1」のタグを<head>内のなるべく上のほうに設置し、「2」のタグを開始タグ<body>の直後に設置します。

これでGTMの初期設定は完了です。

タグの管理はGTMで

WEBマーケティング業務を進める上でGA4等の計測ツールのタグや、広告媒体のタグ等無数にタグを設置する機会があります。これらをエンジニアの手を借りずに、マーケターでも出来るようにしたのがGoogleタグマネージャー(GTM)です。

GTM上でタグを管理しておくと、タグの削除、タグの発火条件の変更なども容易にできるようになりますので、是非導入して活用しましょう。

ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。