Google Vidsは直感的に動画編集できる数少ない動画制作関連ツールの1つです。AIを活用した機能(画像生成や動画生成)も搭載しており、ちょっとした動画の制作・編集であればGoogle Vidsでも対応可能かと存じます。特に、動画の質よりも制作速度を重視した方が良いようなシーン(社内での動画活用等)では、Google Vidsで動画制作・動画編集するのがよいかもしれません。というわけで、今回はGoogle Vidsに関する記事を書こうと思います。お題は「Google Vids:動画をアップロード(読み込み)できない場合のよくある原因と対処法」として、その回答をまとめていきます。ご興味ある場合はご参考にしてください。
回答:よくある原因は「動画の尺が長い」か「動画の容量が大きい」
動画の内容が多い場合、その動画をGoogle Vidsにアップロードできないことがあります。Google Vidsは10分以内の動画を作成するツールになりますので、あまりに内容が多い動画を扱うことは想定していないのかもしれません。
動画の尺が長い
35分以上の動画はアップロードできない仕様です。35分以上の動画をGoogle Vidsで編集したい場合、Google Vidsとは別の「動画を分割するソフト」等を使用して35分より短い動画に分割してGoogle Vidsにアップロードしてください。動画の時間が短ければ短いほど、基本的にはスムーズに動画をGoogle Vidsにアップロードできるでしょう。
動画の容量が大きい
4GB以上の動画はアップロードできない仕様です。4GB以上の動画をGoogle Vidsで編集したい場合も「動画の尺が長い場合の対処法」と同じように、Google Vidsとは別の「動画を分割するソフト」等を使用して4GBより短い動画に分割してGoogle Vidsにアップロードしてください。動画の尺が長い場合も動画の容量が大きい場合も、上手くGoogle Vidsに動画をアップロードできない場合の対処法は同じになります。
補足:たまにある原因は「ドライブの空き容量がない」か「オブジェクトが多い」
たまにあることにすぎませんが、「保存する場所がない」ということで動画をアップロードできないできないことがあります。華やかな演出等を動画に加えたくなるものですが、現状のGoogle Vidsはシンプルな動画制作・動画編集に向いている印象です。
ドライブに空き容量がない
空き容量がドライブにない場合、当たり前かもしれませんが動画をGoogle Vidsにアップロードすることができません。この場合、ドライブに「アップロードしたい動画の分の空き容量を作る」ことが対処法になりますので、不要なファイルを削除するという対処法を実施するのでもよいですし、課金して容量を増やせるようなら課金して容量を増やすという対処法を実施するのでもよいでしょう。
オブジェクトが多い
それぞれの動画には、動画のオブジェクトは50個までアップロードできます。それ以上アップロードしようとしても、アップロードできません。また、音声のオブジェクトもそれぞれの動画にアップロードできるのは50個までとなります。動画のオブジェクトも音声のオブジェクトもそれぞれの動画にアップロードできるのは50個ずつになるということを覚えておきましょう。
注意:この記事の情報は2025年6月11日時点の情報です
Googleのプロダクトは日々進化しています。当然ながら、それはGoogle Vidsにおいても同じかと存じます。その為、この記事を読むタイミングによっては、この記事の内容が古くなりすぎている可能性もあります。この記事は2025年6月11日に書いておりますので、この記事の情報の鮮度にはくれぐれもご注意ください。
今回は以上です。Google Vidsは「あれこれ色々な演出をしようとするとこの記事に書いたようなエラーが起きやすい」かもしれません。本格的な動画制作・動画編集はPremiere Pro等のプロ御用達ツールで行うとして、動画編集未経験者が直感的に動画編集をたくさん行っていきたい場合等にGoogle Vidsを使うとよいかもしれません。操作が難しいツールを使いこなせるようになる人は多くないかもしれませんが、Google Vidsであればそれよりも使いこなせるようになる人が多いかと存じます。動画編集、頑張っていきましょう!