Google広告におけるレスポンシブディスプレイ広告を入稿では、「広告見出し」「説明文」「ロゴ」等をレスポンシブディスプレイ広告のアセットとして入稿していきます。その際、アセットによっては複数のアセットを設定できます。その為、広告入稿している広告運用者は「アセットって1個ずつ設定するだけでもいいのかな?」と疑問を抱くことがあるかもしれません。そこで今回は「Google広告:レスポンシブディスプレイ広告のアセットはそれぞれ1個ずつ設定するだけでもいいの?」と題した記事を書いて、その疑問に回答していきます。
回答:広告入稿するだけが目的なら1個ずつ設定すればOK
広告の内容は深く気にせずにとにかく今すぐ急いで広告配信を開始すればよいというような「広告入稿を完了させればよい状況」であったり、「唯一無二のアセットの内容を各欄に設定すればよい」というような状況であれば、各アセットは1個ずつ設定するだけでも構いません。各アセットを入稿する際に「必須」と書かれた欄だけにアセットを設定すれば、広告入稿自体は完了させることができる仕様になっています。
補足1:成果を出したいならできるだけたくさん設定する
仕様上は各アセットを1個ずつ設定すればよいとは言え、広告の成果を良くしたいのであれば「可能な限りたくさん設定する」というのがアセットの設定における基本動作になります。訴求内容の異なる様々な複数のアセットを設定しておくことにより、「見込客ごとに最適な訴求内容を広告として表示」したり、「訴求内容ごとの良し悪しを広告管理画面で確認できる」ようになったりします。
補足2:アセット案が思いつかないなら競合の広告を参考にする
様々な訴求内容をアセットに設定するのが基本動作だと言われても、「そんなにたくさんの訴求内容を思いつかないよ!」と思われるかもしれません。そのような場合は、競合の広告を参考にしてください。具体的には、競合の広告をインターネットで探して「訴求内容を少しズラしたアセット案」を考えてみましょう。例えば、「今だけ30%OFF」という競合の広告の訴求内容があったとすれば、自社では「あと3日間だけ500円」等というアセット案を考えるようなイメージです。競合の訴求内容の軸を見定めて参考にしてください。
今回は以上です。レスポンシブディスプレイ広告でたくさんのアセットを用意するとなると、意外と大変かと思います。しかしながら、様々な訴求内容のアセットを用意すればするほど、広告成果が向上する可能性は高まるはずです。広告配信は貴重なマーケティング予算を使って実施するものですから、少しでも広告成果が向上すると期待できることはしっかりと行っていきましょう!
Akira Kodaka
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