前回、プレースメントターゲットについての記事を書きましたが、今回はプレースメントターゲットの設定方法と、意外と知られていないプレースメントターゲットの仕様についてご説明します。

プレースメントターゲットって効果あるの?素直な感想を述べてみる。

プレースメントターゲットのURLの指定方法

プレースメントターゲットを実施する場合、キャンペーンタイプは「ディスプレイ」を選択します。

今回は広告グループの作成方法や、プレースメント以外のターゲティング(地域や年齢)の設定方法は省略させていただき、プレースメントターゲットの設定方法だけ説明します。

コンテンツ→プレースメントを選択して、鉛筆マークをクリック

プレースメントターゲットの設定

プレースメントの編集をクリック

プレースメントの編集

閲覧のタブで「単語やフレーズ、URL、動画IDで検索してください」のところでサイトのドメインや単語で検索して、出てきたサイトを選択。

プレースメントの検索
右側に選択したサイトが反映されているのを確認の上、保存

プレースメントの選択

入力タブからもプレースメントを指定できる

閲覧タブから検索しなくてもあらかじめ指定したいプレースメントが決まっている場合は、入力タブから直接入力することも可能です。

プレースメントの入力

また、あまり知られていないのですが、閲覧タブで出てこないサイトでもこちらで入力して保存ができれば指定可能です。

逆にプレースメント指定できないサイトを入力した場合は、保存自体ができません。

以下の例のように特定の記事ページを指定したい場合、閲覧から検索しても出てきません。

プレースメントの保存
閲覧から出てこないサイトでも入力のほうで保存ができる場合はプレースメント指定できますので、試してみてください。

プレースメントは指定したサイトのURLを含むページが対象となる

サイトを指定するプレースメントの場合、指定したURLを含むページがプレースメントの対象となります。

例えば、「news.yahoo.co.jp」を指定した場合、このURLを含む下層のページはすべて配信対象です。

URL指定できるのは2つのディレクトリまで

Google広告の仕様上、指定できるURLは2つのディレクトリまでです。

例として以下のようなURLの場合、

news.yahoo.co.jp/〇〇〇〇/××××/△△△△/

プレースメントで指定できるのは「news.yahoo.co.jp/〇〇〇〇/××××/」までとなります。

指定できるのは、/××××/までですが、そのURLを含むページが対象となりますので、/△△△△/のページに掲載枠があれば、配信の対象となります。

設定後はインプレッションが出ているか要チェック

特定の面に出したいという指定ができるプレースメントターゲットですが、面を絞っているため、比較的入札単価を引き上げないと露出がされない、またはインプレッションが乏しいというのはよくあります。

設定後は放置せずにインプレッションが出ているか、出ていない場合は単価を引き上げてみる等、調整をお忘れなく。

ではまた。

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Junichi Nakamura

前職は大手ネット広告代理店のインターネットプロモーション部門の部長。マネジメント兼プランナー/ディレクターとして、SEM、ディスプレイ領域中心に、業界問わず大手クライアントのプロモーション支援を行う。現場に拘り、コツコツと改善施策を積み上げながら、着実に改善に繋げていく職人。