Google広告のディスプレイネットワークのみに表示されている数値項目「相対クリック率」意外と見逃している運用者も多いのではないでしょうか?

今回は知っていると差がつく「相対クリック率」についてご紹介したいと思います!

 

相対クリック率とは?

相対クリック率は、広告のクリック率を、その広告が掲載されたウェブサイトに表示されたすべての広告の平均クリック率で割った値で、ディスプレイ広告のみに表示されます。

競合他社と自社のクリック率を比較した数値です。相対クリック率を確認することで、自社の広告が競合他社のクリック率より「高い」のか「低い」のかを確認することができます。

 

相対クリック率が100%の場合は競合他社と同じくらいのクリック率です。

100%を上回ると競合他社よりも高いクリック率となっており、100%を下回る場合は競合他社よりも低いクリック率になります。

 

相対クリック率は100%超えを目指そう

相対クリック率が100%以下の場合、競合他社よりもクリック率が低く、見込のあるユーザーを競合他社に取られてしまっている可能性があります。

100%より低い場合は、ユーザーの関心を惹きつけるようなクリエイティブに変更をすることをオススメします。

ただ、運用を行っている上で相対クリック率が100%以下の方がコンバージョンが取れていたというケースもあります。運用の目的に合わせて相対クリック率も意識して改善するのがよいでしょう。

 

まとめ

相対クリック率は、特にコンバージョンに関する情報がほとんどない場合に、キャンペーンや広告グループの掲載結果を把握するうえでも役に立ちます。検索広告のような品質スコアや検索語句が確認できるわけではないので、相対クリック率を指標として運用していくことも需要なポイントとなります。これまで、相対クリック率を見ていなかった方は、この機会に相対クリック率を意識して運用を行ってみてください^^

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Ryoko Furudate

子育てとデジタルマーケティングを両立させるママさんディレクター。Google広告黎明期から運用に携わる。女性ならではのきめ細かい対応でクライアントの成果を上げることを得意としている。