FacebookはiOS14への対応として、ドメイン認証の対応を推奨しています。ドメイン認証とは、ドメインの所有者であることをFacebookに伝える事を指します。ドメイン認証をしていないと、ターゲティング精度や成果計測において、ネガティブな影響を及ぼすため、設定すべき内容となります。

ドメイン認証には、主に2つ方法があります。

・DNS TXTレコードを設定する方法
・HTMLファイルをFTPなどでアップロードする方法

HTMLファイルをFTPなどでアップロードする方法が比較的簡単で、こちらで設定しているケースが多いため、その方法について説明します。

手順① ビジネス設定を開く

ビジネス設定から「ブランンドセーフティー」>「ドメイン」のページに入る

手順② ドメイン入力

「ドメイン」内の「追加する」ボタンからドメインを入力し登録

手順③ 認証方法の選択

証待ちのドメインを選択すると、右側に認証方法の説明が出てくる。「HTMLファイルアップロード」を選択

 

手順④ HTMLファイル「基本ステップ」を進める

赤枠をクリックして認証用のファイルをダウンロード

サーバーのルートディレクトリに保存。
※FTPソフトなどを用いて、ファイルをアップロードしましょう。

手順⑤ アップロードが完了しているかを確認

アップロードされている場合、白紙のページにアップしたHTMLコードが表示されます。
アップされていないと、エラー表示がでてきますので、エラーが出た場合は確実にアップロードされているか再度確認してみましょう。

代理店などに広告運用している場合は認証したドメインにパートナーを追加する作業が必要になります。もしインハウス運用などを行われている場合はこれでドメイン認証作業は完了です。

手順⑥ 認証したドメインにパートナー追加

認証済みのドメインに入り、「パートナーを割り当てる」を押してください。

手順⑦ パートナー登録

追加したいパートナーのビジネスIDを入力して「リンクする」をクリックして完了です。

 

まとめ

作業としては非常に簡単であるものの、対応しそびれることで、IOS14アップデートされたときに、広告のコンバージョン計測の数が減ったり、それによって最適化がかかりづらくなったりと、ネガティブな要素しかないため、今から準備をして、IOS14問題に備えておきましょう。

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Masahiro Ozeki

株式会社援軍の社員。主にWEB広告のディレクション、運用プランナー。元大手ネット広告代理店インターネットプロモーション部門で、マネジメント兼プランナーとしてWEB・アプリ領域それぞれのプロモーションを担当。業界歴約10年。より顧客と寄り添ったサービス提供がしたいという気持ちが強くなり、2020年11月にデジタルマーケティング支援の何でも屋 援軍に入社。