Google検索の上部のAIによる回答を集約した箇所であるAIオーバービューと日本では9月にローンチしたAIによる結果のみが表示される「AI Mode」。
現在日本ではここには広告は出ていませんが、米国をはじめ200以上の地域ですでに広告のテストが始まっています。
どこに出るのか?
AIの概要(AIによる回答)の上部、下部、または内部に表示されるようです。現在、200以上の地域でAIによる概要の上部または下部に表示されます。
現在出ている広告の種類は?
上下の枠は、検索キャンペーン、ショッピング キャンペーン、P-MAX キャンペーン、アプリキャンペーンの既存のテキスト広告、ショッピング広告、ローカル広告、アプリ広告が出ているようです。
一方、AIの概要の内部については、現在、米国のモバイル デバイスとパソコンを対象にテストしており、検索、ショッピング、P-MAX キャンペーンのテキスト広告とショッピング広告が表示されているようです。
AIの内部の広告枠にはどうすれば表示されるのか?
Google広告ヘルプによると以下のように説明があります。
AI による概要は、一般的に「正解を 1 つに絞れない」とみられる検索語句に対して表示されます。難解な検索語句や、複数のウェブページから幅広く情報を収集した方がよい検索語句がこれに該当します。
AI による概要では、特定の条件が満たされた場合(商品やサービスの購入につながる意図が検出され、その検索語句に関連する質の高い Google 広告を表示できる場合など)に、広告が配信される可能性があります。AI による概要の内部に表示される広告は、その条件を満たしており、かつ AI による概要の内容と関係しているもののみに限られます。
AI による概要での表示対象になるのは、既存の検索、ショッピング、P-MAX キャンペーンの検索広告とショッピング広告のうち、オークション勝利し、検索語句と AI による概要の内容の双方に関連している広告です。
AI による概要は、難解な問題の答えを求める検索語句に対して表示されます。皆さんも質問形式で検索することも増えているのではないか思いますが、そういったキーワードを設定することはあまりありません。
そのため、以下のような機能を活用することがAIの概要の枠に掲載するために必要な対応となりそうです。
- 検索広告でインテントマッチを活用する
- AI MAXを活用する
- DSA(動的検索広告)を活用する
- P-MAXを活用する
現在、日本ではAIの概要の中には広告は出ませんが、今からできる準備としては、上記のような機能をなるべく早めに始めておくことかと思います。
特にAI MAXは導入間もないこともあり、まだ活用していない方も多いのではないでしょうか?早めにテストしてみて、最適な状態にしておくと良いスタートダッシュをきれるかと思います。
AIの概要に表示される広告については、近々日本でも導入されることが予想されます。
以下ヘルプも見ておくと良いでしょう。
ではまた。


