Google広告の表示オプションの一つであるサイトリンク表示オプション。
運用者の皆様は基本的には設定している表示オプションではあると思いますが、現在何個設定していますでしょうか?
本日は改めて現在の推奨本数は何個なのか?また、設定することによる影響についてご説明します。
サイトリンクとは?
サイトリンクとはメインの広告の下に表示されるテキストです。

Google広告ヘルプページ「サイトリンクアセットについて:https://support.google.com/google-ads/answer/2375416」より引用
アカウント単位、キャンペーン単位、広告グループ単位、アセットグループ単位で設定できます。
メインの広告とは別のリンク先を設定でき、設定することが画面占有率も上がり目立つため、クリック率改善にもつながります。
MAX何個表示されるのか?
同時に表示される数はキャンペーンタイプによって異なります。
検索キャンペーンと P-MAX キャンペーン
PCで最大6個、スマホで最大8個表示されます。意外と多いですね。
動画キャンペーン
1 つの広告に最大4個表示されます。
デマンドジェネレーションキャンペーン
最大 4 つ表示されます。
なお、どのキャンペーンタイプでもサイトリンクを表示するには、最低2個のサイトリンクが必要です。
推奨本数は?
では本題であるサイトリンクは何本設定するのが推奨なのか。
答えは「6個以上」です。
以下のGoogleヘルプページのも記載があります。
パフォーマンスを最大限に高めるには、トラフィックの多いすべての広告グループ、アセット グループ、およびキャンペーンに 6 個以上のサイトリンクを説明文とともに追加します。サイトリンクを 6 個以上追加すると、広告アセットの充実度も向上します。
サイトリンク6個入れないと広告の充実度が上がらない?
広告の充実度を上げることが広告のパフォーマンスの上げる上でも重要であることは以下の記事でもご説明しました。
【改善事例】Googleレスポンシブ検索広告の有効性を上げるとどれぐらいパフォーマンスは改善するのか?
記事内では「広告の有効性」という表現になっていますが、名称が変わって今は「広告の充実度」になっています。
以前は見出しを見直すと割と広告の充実度が上がる傾向にあったのですが、現在はサイトリンクを6個入れないと上がらないようです。
以下のようにサイトリンクを追加するようサジェストが出ます。

恐らくこれは最近の変更のようで、先ほどのGoogleヘルプページを見ると以下のようなメリットが書かれているのですが、出典データが2025年5月のデータであることから、割と最近サイトリンクを6個追加することを推奨に変えたものと思われます。

推奨本数6個以上は設定しよう
ということで、本題のサイトリンクの推奨本数の答えは「6個以上」でした。
メインのテキストとは別で6個以上設定するのは大変ではありますが、広告の充実度に影響するポイントですので、現状6個未満の設定の場合は6個以上設定するようにしてみてください。
ではまた。


