こんにちは。
本日は広告運用者が利用するGoogleAds Editorで
たまに直面することであろう事象について解説していきます。

GoogleAds Editor(以下、エディタ)とは、
Google広告を管理するための無料アプリケーションで、
作業開始前にアカウント設定をダウンロードすれば
変更作業をオフラインで出来るという便利なツールです。
※オフラインで作業後にアップロードが必要です。

ある程度経験がある運用者であればほぼ使ったことがあると思います。
一度に大量キーワードや広告の追加・変更を行うのであればもちろんですが、
少ない変更内容でも、管理画面から行うより圧倒的に早いスピードで対応が可能です。

今回の内容ではないので詳しくは書きませんが、
コストやコンバージョンなどの指標を取り込んで指標ベースで調整を行うことができたり、
管理画面は重かったりするので、サクッと変更することに使うのにも大変便利です。

まだ使ったことが無い方はぜひ活用いただきたいのですが、
エディタに慣れてない人が困るケースについて対処法を紹介します。

 

CASE:広告を新規追加したいのに更新されてしまう

クライアントからの依頼などで、
「新しいLPができたから、広告文はそのままでURLだけ変更してほしい」
ということはよくあると思います。

既に入っている広告文を上書きすると過去データが見づらくなったり、
任意のタイミングでLPの変更ができないので、
この依頼の場合は既存の広告文を停止して、新規で広告文を追加するというのが
良いかと思います。

この対応をエディタ内の複数の変更を利用し実行すると、
このような状況になると思います。

新規で追加したいのに、広告文の内容が同じであるがゆえに、
エディタが既存の広告文を変更したいんだなと判断し、
追加ではなく、変更になります。

 

対処法について解説

この事象の場合は以下のように対応すれば
「既存の広告文を停止して、新規で広告文を追加する」というのが
対応可能です。

手順
①エディタ内の「広告運用ツール」をクリック

②「設定」をクリック

③「全般」タブ内のインポート→URLが異なる広告のインポートを確認

④恐らくデフォルトになっていると思うので、
上から2番目の「表示URLや最終ページURL、パスが異なる場合は新しい広告を作成する」に変更

⑤複数の変更で同じように広告追加を行う

上記で対応が可能になります。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回はエディタの小ネタの話になりましたが、
この事象で対応に迷った方もいらっしゃるかなと思いましたので、
解説させていただきました。

ご活用いただけますと幸いです。
ではまた。

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Hirofumi Nishi

大手インターネット広告代理店のセプテーニにてSEM及びディスプレイ領域のコンサルタントとして約3年間従事したのち、外資系の共同購入型クーポンサイト運営会社に4年間在籍。インハウスの広告運用担当として急速な事業成長に貢献。その後、カカクコムのマーケティング本部プロモーションチームの初期メンバーとして入社。主に金融領域・通信領域の広告効果最大化に4年程度注力したのち、スキルの幅を広げるためにWebディレクターとしてサイト改善の施策立案・ディレクションを担当。2022年、株式会社援軍に参画。