【Google広告/チャンネルのパフォーマンス】PMAXで検索語句を確認＆活用方法

以前はβ版（ベータ版：一部の広告主のみが利用できるプロダクト）で一部の広告主のみでしか利用できなかった「チャンネルのパフォーマンス」がいよいよ一般提供されるようになります。今回は簡単なご紹介と活用方法を活用方法をご紹介したいと思います。※なお2025年7月30日段階では切り替え期間中のためか、チャネルとチャンネルのワードが混在しています。今回の記事ではチャンネルで統一して明記しております。

チャンネルのパフォーマンスとは

「チャンネルのパフォーマンス」とは、Google広告の新しい機能で、PMAXキャンペーンがどの配信先（チャネル）でどのような成果を上げているかを詳細に確認できるレポート機能です。チャンネルとは、Discover、Gmail、Gmail、ディスプレイ、マップ（Googleマップ）、検索ネットワーク（検索広告）を指します。この機能により、これまでブラックボックスであったPMAXキャンペーンの配信状況が可視化されるようになりました。特に検索チャネルでは、実際にユーザーが検索したキーワード（検索語句）も確認できるため、広告運用の改善に大きく役立ちます。

Google広告管理画面＞分析情報とレポート＞チャンネルのパフォーマンス

検索語句レポートの確認方法

検索語句を確認するには、まずGoogle広告の管理画面でPMAXキャンペーンを選択します。次にチャンネルのパフォーマンス、チャネル分布、検索ネットワークを確認、検索語句レポートを表示します。ここでは、どの検索語句で何回広告が表示され、何回クリックされたか、コンバージョン（商品購入や問い合わせなどの成果）がどれくらい発生したかを確認することができます。データは期間を指定して抽出することも可能で、日々の運用改善に活用できる貴重な情報となります。

チャンネルのパフォーマンス＞チャネル分布＞検索語句レポートを表示

検索語句レポートの活用方法

PMAXの検索語句データは、広告運用の改善に役立つ重要な情報源となります。例えば下記のような活用方法があります。

既存キャンペーンとPMAX間の重複配信による効率悪化を解決

既存の検索キャンペーンで設定しているキーワードと、PMAXで配信されている検索語句が重複しているケースがあります。例えば、検索キャンペーンで「スニーカー通販」を設定しているのに、PMAXでも同じキーワードで配信されている場合など。同じ検索キーワードであっても配信される状況が異なるため、クリック単価、コンバージョン率に差が出てしまうケースがあります。結果、非効率な広告運用につながってしまう恐れもあります。もし発見した場合は、同レポートから直接除外キーワードを設定or下記の方法で配信されることがないように調整することができます。