Apple Adsはこれまで手動の入札しかありませんでしたが、2026年3月に自動入札機能がリリースされました。

本日はこの機能の概要と設定方法、また導入事例をご紹介します。

Apple Adsの自動入札機能とは?

CPA目標(Cost Per Acquisition Goal)」を利用した自動入札機能です。

目標CPAを設定して、リアルタイムのシグナルに基づいて関連するすべての検索語句に最適な入札額が設定されます。

これまでは手動で入札単価を調整しないといけなかったため、GoogleやMetaなど自動入札に慣れている人にとっては割と手間がかかっていましたので自動入札は有難い機能ですね。

どこから設定するのか?

入札戦略はキャンペーン設定から変更します。

変更したいキャンペーンをクリックして、右上の「キャンペーン設定を編集」をクリックします。

キャンペーン設定の中の「入札戦略」で現在は「入札額の管理」が選ばれていると思いますので、「コンバージョンの最大化」をクリックします。

入札戦略

ここで目標CPAを入れて保存するだけです。

コンバージョンの最大化

導入するメリットは?

自動入札を導入するメリットとしては言わずもがなですが、以下になります。

  • 手動調整する工数の削減
  • 機械学習によりコンバージョンを最大化してくれるため、手動よりも成果が出やすい

導入するデメリットは?

デメリットというほどではないですが、あえて言うと以下2点になります。

  • キーワード単位の細かい調整はできない
  • 検索マッチのグループが勝手に作られる。

キーワード単位での細かい調整ができないのは当たり前ですが、意図的に強化したいキーワードがあっても調整はできません。この点に関しては他媒体で自動入札を使用したことがある方ならご認識の通りだと思います。

検索マッチのグループが勝手に作られる

自動入札を使用する場合、検索マッチのグループが勝手に作られます。

検索マッチとはGoogleのDSAのような機能でアプリと関連性が高い検索語句に自動で広告表示する機能です。

コンバージョンの最大化を使うと「Automated」という名前の広告グループが作られますが、これが検索マッチのグループです。「コンバージョンの最大化」キャンペーンでは自動的に作成されるこの広告グループが必須となりますので、もし検索マッチを使用したくない場合は手動入札を選択するしかありません。

導入事例

まだ新しい機能ということで弊社でも導入して間もないのですが、早速以下のような好事例が出ています。

CVCPI
導入後(該当の広告グループのみ)96.2%27.5%
導入後(該当の広告グループ+検索マッチ)415.4%28.7%

導入前のCV、CPIを100とした場合の導入後の数値です。

通常のキーワードを設定する広告グループはほぼ同数のインストールを獲得しつつ、CPIは27.5%まで低減しました。自動で作られた検索マッチのグループからもかなり多くのインストールが低単価で獲れています。このお客様では以前は検索マッチを使っていたのですが、手動入札でCPIが見合わず停止していたのですが、自動入札を組み合わせることで良好なパフォーマンスとなっています。

まとめ

本日はApple Adsの自動入札機能についてご紹介しました。

弊社で導入したアカウントでは早速良い数値が見えておりますので、Apple Adsを実施している方はぜひ導入検討いただければと思います。

なお、Apple Adsのアカウント構成でお悩みの方は以下記事もご覧いただければと思います。

【初心者向け】Apple Serch Ads 推奨のアカウント構成

ではまた。