Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)のツールには「オーディエンス分析」という機能があります。

ターゲティング案はもちろん、クリエイティブ案を考える際にも活用できるので非常に便利です。

今回は「オーディエンス分析」の概要や活用方法などを改めてまとめていきます。

オーディエンス分析について

オーディエンス分析ではアカウント内で作成したオーディエンスリストと、LINEヤフー社が提供している共通オーディエンスリストとの「リフト値(関連性の高さ)」を調べることが可能です。

オーディエンス分析ができるリストの種類は下記の通り。

  • 広告アクションユーザー
  • ウェブサイト訪問ユーザー
  • アプリユーザー
  • 顧客データ
  • Yahoo! Audience Discovery

リフト値を算出できる共通オーディエンスリストは下記の3つです。

  • 興味関心
  • 購買意向
  • 属性・ライフイベント

リフト値がどのように算出されているかは公式ヘルプが分かりやすいので下記に引用します。

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【画像引用:Yahoo!広告ヘルプ】

まず分析対象に指定したオーディエンスリストにおいて、特定のユーザー(特定の事柄に興味・関心を持つユーザーなど)の数をリストの全ユーザー数で割り、含有率を算出します。

分析対象に指定したオーディエンスリストの含有率をLINEヤフーユーザー全体の含有率で割り、リフト値を算出します。

【例】

  • 分析対象に指定したオーディエンスリストの中で、野球に興味関心があるユーザーが1,000人中800人=リスト内の含有率は0.8
  • LINEヤフーユーザー全体の中で、野球に興味関心があるユーザーが5,000,000人中500,000人=含有率0.1

0.8÷0.1=8.0

該当のオーディエンスリストのリフト値は「8.0」で、高い含有率となります。

つまり、対象のオーディエンスリストに含まれているユーザーと、LINEヤフーユーザー全体との差分を出して、興味関心・購買意向・属性などにどのような違いがあるのかを、具体的な数値でざっくり把握できるということになります。

リフト値を確認する方法

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確認の手順としては、まずオーディエンスリストのベージのメニュー内の「オーディエンス分析」をクリック。

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分析対象のオーディエンスリストを選択します。

リストの母数が1,000件以上無いと分析対象として選ぶことができない点は注意が必要です。

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「分析を開始する」をクリックすると、「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」それぞれの共通オーディエンスリストごとにリフト値が表示されます。

リフト値をどう活用すれば良いか?

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リフト値の活用方法は色々と考えられますが、一般的なのは対象サイトの特定ページの訪問ユーザーや、実際のコンバージョンユーザー・顧客データの興味関心・属性を確認して、ターゲティングの方向性を検討するために使用することです。

例えば特定のランディングページへの訪問ユーザー、または広告アクションユーザーと、コンバージョンユーザーの属性を比較して、配信対象に指定できていない属性があれば、新たにキャンペーン・広告グループへ追加するなども検討できます。

逆に意図しているユーザーを集客できていないようであれば、ターゲティングの見直しなども必要になるでしょう。

コンバージョンユーザーの興味関心や購買意向の中でリフト値が高いカテゴリがあれば、それらを参考に新規クリエイティブのアイディアや訴求の切り口のヒントを得ることもできそうですね。

まとめ

オーディエンス分析はアイディア次第で、様々なことに活用できる良いツールだと思います。

一方でリフト値の算出においては、分析対象のオーディエンスリストに含まれるすべてのユーザーが対象になるわけではないため、実際の傾向がずれる可能性もあるようです。

そのため「ざっくり」とオーディエンスリストのユーザー傾向を把握するために使えると考えておくのが良いでしょう。

ただし参考にできるデータがあることは、ターゲティングの選定時やその後の運用・分析時でも大いに役立つことは間違いありません。

眺めていると共通オーディエンスリストの全体の母数や、どのような種類のカテゴリがあるのかも自然と頭に入ってくるようになります。

まだあまり活用できていなかったという方は、ぜひ1度使ってみてください!