GTMでタグを設定した後、プレビューモードで確認していますか? プレビューを使わずに公開すると、タグが動いていなかったり、意図しないページで発火したりと、広告効果測定のデータが信頼できなくなる可能性があります。この記事では、プレビューモードの使い方から、タグが発火しない時の対処法まで、初心者向けに解説します。
前回の記事は下記からご確認ください。
【GTM初心者向け】GTMって難しい?実は簡単。最初に設定するタグとトリガーとは
プレビューモードとは
プレビューモードは、GTMで設定したタグが公開前に正しく動作しているかを確認する機能です。この機能を使わずに公開すると、計測ミスに気づかず、広告効果測定が正しく行えなくなります。まずはプレビューモードの基本的な役割と、使わない場合のリスクを理解しましょう。
プレビューモードの役割
プレビューモードとは、GTMで設定したタグやトリガーが、公開前に正しく動作しているかを確認する機能です。プレビューモードに入るとタグアシスタントに接続(画面右側に接続の表示)。
プレビューモードの特徴は下記となります。
- 公開前にタグの動作状況を確認できる
- 自分だけが確認用の設定を見られる(他のユーザーには影響しない)
- どのタグが発火したか、しなかったかが一目で分かる
プレビューモードを使わないとどうなるか
プレビューモードを使用しないことで起きうることをご紹介します。
計測漏れが生まれる可能性
トリガーの紐付け忘れやURL条件の設定ミスで、タグが全く動作しない状態になる可能性があります。1ヶ月間広告を運用し実際にはお問い合わせが10件あったのに、Google広告の管理画面ではコンバージョン0件と表示されてしまうなど。広告効果を正しく測定できないため、どの広告が効果的だったのか分析できず、機会損失につながる可能性があります。
過剰に成果を計上してしまう可能性
コンバージョンが想定していない形で複数回計測されるケースがあります。実際のお問い合わせは10件だったのに、Google広告では50件以上のコンバージョンとして計測してしまうなど。
設定の不備で起きている場合、プレビューモードで事前に確認していれば十分に予防可能です。
プレビューモードの起動方法
プレビューモードは「画面の見方が分かりにくい」という声も多く聞かれます。ここでは、プレビューモードの起動方法と、デバッグ画面の各セクションの意味を解説したいと思います。
プレビューモードの起動方法
- GTM管理画面右上の「プレビュー」ボタンをクリック
- 確認したいサイトのURLを入力(例:https://example.com)
- 「Connect」ボタンをクリック
- 新しいタブでサイトが開き、デバッグ画面が表示される
プレビュー画面の見方
プレビュー画面には様々な情報がありますが、主に確認するの箇所は赤枠で囲った箇所となります。
左側:ページ遷移の履歴(Timeline)
サイト内で移動したページの履歴が表示されています。どのページでどのタグが発火したかを追跡、把握することができます。
右側・上部(発火したタグ)
左側のTimelineで選択したページで、実際に発火したタグが一覧表示されます。タグ名をクリックすると、タグの設定内容や発火させたトリガーの詳細を確認できます。
サンクスページでコンバージョンタグが表示されていれば、正しく動作していることを意味します。
右側・下部(発火しなかったタグ)
左側のTimelineで選択したページで、発火しなかったタグが一覧表示されます。トップページや商品ページなど、コンバージョンタグが発火すべきでないページでは、ここにコンバージョンタグが表示されるのが正常です。逆に、サンクスページでここに表示される場合は計測されておらず設定ミスの可能性があります。
まとめ
プレビューモードを使えば、公開前にタグが正しく動作しているかを確認でき、計測ミスを防ぐことができます。プレビューモードでの確認を習慣化して、効果的な広告運用を実現していきましょう。
今回は以上となります。
