Meta広告を運用していると、特定のクリエイティブに配信が偏ってしまい、新規で追加したクリエイティブのインプレッションが伸びないケースによく遭遇します。
これはMetaの広告配信ロジックとして一定の実績があるクリエイティブを優先して配信しようとする動きが強化されるためです。
CVを獲得できるクリエイティブをMeta側で判断できていることは、学習が進んでいるという面でポジティブに捉えて良いかと思います。
一方で新しいクリエイティブのテストを実施したい場合、広告セットやキャンペーンを分ける形で配信する必要があり、アカウント構造の複雑化やデータの分散が起きてしまうというデメリットもありました。
そのような悩みを解決できる「クリエイティブのプッシュ配信」が、直近ベータ版で登場し始めています。
今回は新機能の概要や、具体的にどのような使い方ができるかをまとめていきます。
クリエイティブのプッシュ配信について

管理画面上の広告ステータスを見ると「予算の消化が少ない」というアラートが出ているクリエイティブがあります。
こちらの表示が出ている場合「クリエイティブのプッシュ配信」が使える広告アカウントと判別できます。
こちらは配信が伸びていないクリエイティブに関して、日予算の一部を一定の割合で割り当てられる機能となります。

広告の編集画面でもプッシュ配信の項目が追加されていて、予算割合やプッシュ期間を指定することができます。
プッシュ配信で何ができる?
これまでクリエイティブのテストを実施する場合、特定のクリエイティブに配信が偏ってしまい、検証のため広告セットやキャンペーンを分けざるを得ないケースがありました。
プッシュ配信を活用すると、同じ広告セット内に新規クリエイティブを追加して配信があまり伸びていない場合でも、一定の予算を割り当てて配信ができるようになります。
検証期間を短縮化できるだけでなく、データの分散化を防げることはアカウント内での機械学習を効率化させるためにも、大きなメリットと言えそうです。
まとめ
2026年3月末現在、クリエイティブのプッシュ配信は一部の広告アカウントのみでテスト的に利用できるようです。
徐々に活用できるアカウントも増えていくようなので、ぜひ運用中のアカウントをチェックしてみてください。